こんにちは。エバーグリーンの富田です。
「夕食後、えびせんべいは欠かしません。」 あれっ。
今日は、脂肪のお話をさせて頂きます。
実は、脂肪は体を守る大切なパートナーなんです。
皮下脂肪は、皮膚のすぐ下についている脂肪で
筋肉の外側につく脂肪のことです。
皮膚の厚さは場所や人によって違いますが、
一番厚さに影響するのが皮下脂肪の厚さです。
脂肪が気になる皮膚をつまんでみるとよくわかります。
脂肪は真皮の深い部分に脂肪細胞の固まりが
貯まってくるのです。
そんな皮下脂肪にも重要な働きがあります。
脂肪は熱を伝えにくいため、体温の保存に役立つこと。
やはりクッションとしての働きもあると考えられます。
現代のように暖房設備が整っていない時代、寒空の下、
人は皮下脂肪を蓄えて冬を過ごしたのです。
また、クッションとしての働きを持つことで、
内臓を保護することができます。
ただ、恐ろしいのは内臓脂肪です。
内臓脂肪はその名の通り、腹筋の内側や肝臓、
腸などの内臓の周りにつく脂肪のことです。
内臓脂肪には内臓の位置を正しく保ったり、皮下脂肪と同様に
外部からの衝撃を和らげるクッションの役割があります。
しかし、つきすぎると高血圧や糖尿病、肥満、
高脂血症などの生活習慣病を引き起こすとも言われています。
私のように見た目にお腹がぽっこり出ていて太っている人は、
内臓脂肪が蓄積されている可能性が大きいですね。
しかし、見た目だけにとらわれて、「自分はあまり太っていないから大丈夫だろう」
と安心している方も多いのではないでしょうか。
実は内臓脂肪は見た目に関係なく、肝臓や腸のまわりに蓄積される脂肪なので、
痩せていると思っている方でも十分に注意が必要です。
内臓脂肪によって生活習慣病にかかると、たとえ軽度だったとしても、重複して発症すると動脈硬化などの危険性が格段に高くなってしまいます。定期的に内臓脂肪の検査を受けて、生活習慣の改善と内臓脂肪に対して常に意識するように心掛けることが、大切な体を守るための重要ポイントですね。
内臓脂肪は、特に男性の方につきやすいので、食べすぎや飲みすぎには十分お気をつけください。
「私が一番、気を気を付けなければ・・・。」
それでは、この辺で失礼致します。